磁気回路設計の限界を極めたPP-2000
PP-1000の磁気回路を見直し、ヨーク形状等を新規設計
振動系のダンピング特性を新規設計し微弱な音の再現性を一層向上
さらなる音質向上を実現した渾身の自信作、PP-2000
◆鉄心コイル/ローインピーダンスMC型MCカートリッジ
低インピーダンス型でありながら高出力が得られる鉄心入りコイルを採用。
コイルボビン材は音質的に最も望ましい純鉄とし、
特注の35μm径6N無酸素銅線を鉄芯に左右クロス捲きとしています。
◆新規設計の磁気回路
ヨーク形状を新規設計。これにより更なる高能率、磁場の均一性に優れた形状を実現させる事に成功
◆振動系を新規設計
ダンピング材を選別品とし、ダンピング特性も新規設計し微弱な音の再現性を一層向上
◆ 定評のある無垢ボロン材を採用したカンチレバー
◆6N 無酸素銅線による発電コイル、純鉄コイルボビン、ワイヤダンパー等、PP-1000 をはじめ他モデルで実証された高音質素材を継承
主な仕様
発電形式:ムービングコイル式
インピーダンス:4Ω
適正針圧:1.7~2.0g
出力電圧:0.3mV以上(1kHz 50mm/s水平方向)
コンプライアンス: 1x0.8( Nm/mμ0.80-6 cm/dyne)
再生周波数範囲:10Hz~30kHz
セパレーション:30dB以上(1kHz)
チャンネルバランス:1dB以内(1kHz)
推奨温度範囲: 20℃~26℃
本体重量: 14.3g
スタイラスチップ:ダイヤモンド(ラインコンタクト/曲率0.03x0.003mm)
カンチレバー:ボロン無垢ϕ0.26
マグネット:サマリウムコバルト
磁気回路構成材料:パーメンジュール
ベース材質:ステンレス材削り出し(DLC処理)(※)
ボディ材質:ジュラルミン材削り出し(DLC処理)(※)
※ DLC(Diamond Like Carbon) DLC(ダイヤモンドライクカーボン)は
イオンを利用した気相合成法により合成されるダイヤモンドに類似した
高硬度・電気絶縁性などを持つカーボン薄膜の総称です。