※在庫ありの表記ですが受注後の製作となります。20~30営業日にて納品予定です。
世間一般にオーディオ製品の音量をコントロールする部品は「ボリューム」と呼ばれるものです。別名「可変抵抗器」と言われています。
基本構造はベークライト(現在はプラスティック)の薄板に炭素粉が塗ってあり、この上を摺動子(ワイパー)が回転に応じて動きの抵抗変化で音量を決めるという、基本構造はその昔から至るまで変わっていません。
以前は使用頻度によって、炭素皮膜の欠けや減少により「ガリオーム」と呼ばれるノイズが発生しました。
近年は、ガリオームを無くすため、炭素粉にプラスティックを混ぜることで摺動に耐久性を持たせる構造に変わってきています。
しかし、プラスティックが介在するためにワイパーと炭素皮膜の接触に音の変化をもたらすようになってしまっています。
これを解消できるのがアッテネーター(減衰器)です。
オーディオに使用されるアッテネーターはプロ用を含めると数種類の形式があります。
弊社では、リーズナブルなものから開発製造しておりますので音楽愛好家にはお勧めです。
シリーズ型と呼ばれるものは、固定抵抗を直列に接続したものでリーズナブル。
また、L-Pad型は抵抗器、スイッチは2倍必要となり高価なものになりますがどの位置でも常に抵抗器を通過することと、スイッチの接点の接触抵抗はボリュームに比べて非常に小さいので音楽のディテールが目の前現れ、心に深く染み入る鮮度の高い音質を得ることができます。
L-pad型23接点ステレオタイプ・アッテネーター・キットATLL-K-10/30/50/100
10kΩ/30kΩ/50kΩ/100kΩのいずれかを選びご注文ください。
1. 組立て説明書
2. 23接点ロータリー・スイッチ
3. AMRS(音響用カーボン抵抗器)44本(22本の抵抗が上下に並んだもの)×2セット 合計88本
*AMRSはG品(誤差±2%以内)を使用しています
4. 回路図
5. データシート
6. 抵抗器のカラーコードカード
※納期の詳細につきましてはお電話またはメールにてお問い合わせ下さい。