1 日 2,3 時間くらいしか聞けないのですが、入れ替えて 1 か月程度経ちましたので、そろそろいい頃合いかと思い、感想を。
NFJ のTube-P01J を年末に入手できたので、付属の曙光のマッチド管と変えてみました(パワー管は曙光のままです)。
初めはとてもカリカリしていましたが、次第に音の奥行き感がぐっと出るようになりました。中高音がよく出るようになり、各楽器の音の粒がはっきりとしてきて、音がスピーカーから前に前に出てくる感じがするようになりました。
付属の曙光の管も悪いわけではない、今の人には受け入れられやすい現代的な音作りがされていると思います。真空管アンプといったらこういう感じ? という具合。これでいいのでは? とも思っていました。
それと比べて、とにかくどこまでも繊細な印象です。音に対して忠実で正確に出していこうとする、昔の音作り。そのぶん、比較すると「今日はベースお休みですか?」といいたくなるくらい低音に差が。
CDプレーヤーも当時数万円で購入した普及機ですし、スピーカーも 30 年以上経つ小さなバスレフ型ですが、このスピーカーがここまで音を奏でられたのか、と驚きました。
最近、パワー管もいくつか入手したので、これからは組み合わせを探っていきたいです。プリ管は、これ以上、他の選択肢は見当たらない印象です。
総評: 5.0 (1件)