プスヴァンという変わった名前に興味を持ち、調べてみたところ中国製。ああそうか、というのが購入前の気持ち。その後、各紙の試聴記などを読み、今回購入したものである。外観などを見る限りでは、よくできた球だ。一時期の中国製イコール・・・という自分の思い込みは過去のものか。早速オリジナルのWE310Aと差し替えてみた。機器はパラゴンを聴くために、札幌のガレージメーカーに特注したというプリアンプ(中古購入、製造から5~6年ほど経過。パワーアンプも同時注文された211シングルステレオ。)である。早速愛聴盤数枚を立て続けに聴いた。SPはタンノイGRFウィンザーである。あらまあ、結構元気な音だな、というのが第一印象。このSPでもピアノが『らしく』聴こえる。これからエージングが進んでどのように変化していくのか。高価なオリジナル球にはしばらく隠居願って、付き合っていこう。ということで、今は星三つ。中国球侮りがたし。