お客様の声

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星1つ星1つ星1つ星1つ星1つ Shoichi様
2020/12/21

1981年39週は、おそらくNASA発注品として生産されたものだと思うが、ほとんど使用感がないところから、NASAの倉庫で長期間眠っていたものだろうか?
LSIなどの集積回路も大いに使われた時代に、なぜにて低周波増幅用の真空管など、と思ってしまうが、NASAにも数寄者がいたということだろう。
今から小出しにして、まだまだ出てくるかも知れない。一応ベルマーク付きである。
ソケットベースのロゴはゴシック体だが、別に偽物というわけではない。

300Bを聴けるアンプは全て自作だが3つある。
91B型とインターステージトランスドライブ型とロフチンホワイト型であるが、内輪使用の改修を済ませた91B型で今聴いている。
高域、中域、低域と全てにバランスが良く、解像度やヌケ、リアリティーや音の分離が抜群であり、KR製真空管と同じようにパワフルでもある。
まったく文句の付けようがない。
まさしく優等生であり、万人向きの王者と言って良いだろうと思う。
しかしそれが個性だとするならば、いささか抵抗を感じる。ウエスタンのお仕着せ?
確かに最良のパフォーマンスは与えてくれる。満足せよ、ってか?。いやいや(笑)

実はこの91B型、物量を投じた割には失敗作だと思っていた。
KRのPX25段間トランスドライブ、シングルアンプほどの個性を感じなかったからであるが、WE300Bのおかげで何とか聴けるようになった。
初段にはロシア製のWE310A互換球を使っていたが、他の300BではアカンタレだったRCA6C6がWE300Bと相性が良かったのも新発見であった。10Vと6.3Vの切り換えスイッチを付けておいてよかった。

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